六本木ヒルズをうろついていたら、あちこちのお店におもしろいステッカーが置かれていました。
たくさんの種類があるんですけど、ステッカーにはそれぞれ質問がひとつずつ書かれています。
ぼくが手に取ったのは2枚。
「今日も笑顔?」 Photographer LESLIE KEE
「一番失いたくないものは?」 音楽家 坂本龍一
これらのステッカーは、今年で開業10周年を迎えた六本木ヒルズによる「考えよう。」プロジェクトのプロモーションの一環。
さまざまな質問により、これからの社会・都市、未来について考えるきっかけを作ることを目指しているという、この「考えよう。」プロジェクト、10月25日まで開催されています。
「今日も笑顔?」という質問。シンプルな質問っていいですね。
はい、ぼくは今日も笑顔です。
「一番失いたくないものは?」という質問。これは難しいですね。
家族や友人、という答えが多そうですが、ひとによっては「お金」かもしれませんし、あるひとにとっては「社会的地位」かもしれません。政治家だったら「議席」と答えるかもしれません。
ぼくですか?
ぼくは「健康」かな?
はい、木曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。
なぜ六本木ヒルズにいたのか。と言いますと、六本木ヒルズノースタワーの地下「豚組食堂」で夕飯を食べていたのです。
「豚組食堂」、このブログでも過去2回ほどとりあげているとんかつ屋さんですね。「豚組…」という名前から想像される通り、西麻布の有名とんかつ店「豚組」の姉妹店。
「豚組」のハイクオリティなとんかつを、もっとリーズナブルに、カジュアルな雰囲気で楽しむためのディフュージョンラインたるポジションにあるとんかつ屋さんがこちらの「豚組食堂」。
一度目に訪問したときに食べたのは、プレミアム銘柄豚の「鹿児島純粋黒豚」のとんかつ。
こちらは本店に比肩するすばらしい出来ばえでした。
二度目に訪問したときに食べたのは、スタンダード銘柄豚の「千葉県産椿ポーク」。
こちらも値段を考えれば十分に上質。さわやかで癖のない風味でした。
そして今日は…。
プレミアム銘柄豚「岐阜県なっとく豚」をチョイス。
・プレミアム銘柄豚ロースかつ膳(1.5倍)(2,380円)
「岐阜県なっとく豚」についてはこう解説に書いてあります。
「ランドレース・ヨークシャー・デュロックの三元豚 岐阜県畜産試験場が10年近くの歳月をかけて作った品種です。餌にヨモギや納豆などを加え、柔らかくあっさりとした肉質、心地よく深みのある旨味、適度な脂身が特徴です」。
衣はサクリと気持ちのいい揚がり具合。
通常の1.5倍となる厚切りの肉は、いつも通りレア感は残さず、割としっかりした揚げ具合。
肉質は解説にもある通り、しっとりとしていて柔らかな食感、そしてあっさりとした味わい。
もちろんウマいんですけど、前々回食べた「鹿児島純粋黒豚」に比べるとそれほど強い個性を主張するタイプではないような気がしました。
脂身は少なめですが香ばしく美味。全体的に優等生タイプ、万人受けしやすそうな豚肉ですね。
あいかわらずハイレベルなとんかつに舌鼓の夜でした。
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・店名 豚組食堂
・住所 東京都港区六本木6-2-31 六本木ヒルズノースタワー地下1階
・電話 03-3408-6751
・備考 日比谷線六本木駅より直結。
・オススメ ☆☆☆★★(3点:けっこうオススメ!)
・参考記事 2013年08月26日「六本木 豚組食堂」
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