先週の土曜日、電子レンジを新調しまして。
年末に年賀状を印刷しようと思ったら7年くらい愛用していたプリンタがまったく反応しなくなり先日買い替えたばかりだったんですが、こういうのは連鎖するのか、こんどはこちらは10年選手だった安物の電子レンジが壊れまして。不意の出費が続くのは困るんですが、電子レンジが無いってのも割と困るもので、まずは有楽町のビックカメラに向かいました。
PCやらカメラやらスマートフォンならいくらかわかるんですけど、電子レンジや炊飯器なんて類のもの、なにがいいんだかさっぱりわかりません。
せっかく買うんだから、単機能の電子レンジじゃなくてこんどはオーブン付きのものにしたい。そして、ただのオーブンではなくて、最近ポピュラーな「過熱水蒸気」式のオーブンがいい。
これくらいまではわかるんですが、そのなかでも2万円台から10万円台まで多種多様。インターネットで調べると、とりあえずゆとりのある庫内容量26リットル以上がいい、と書いてあったので、それを信じてチョイス。
あとはとりあえずデザインで決めますかね。
それにしても日本の調理家電、どいつもこいつもデザイン的には今ひとつですねえ。
海外を見渡すとたとえばMieleやAEG-Electrolux、あと高級過ぎて買えるわけないけどGAGGENAUとか(GAGGENAUのビルトインオーブンなんて100万円…)。いずれもステンレスのクールな質感の筐体にシャープなディテール。見ているだけで満足できるクオリティです。
翻って日本勢。
ボディは赤とかピンク(!)とか。なんでそんな色になっちゃうかね。単体で見るぶんには悪くありませんが、キッチンに置いたときどうなるかを想像しないんでしょうかね。そしてガチャガチャとたくさんのボタンが付いているのも美しくないですね。機能的にはすばらしいんでしょうけど、もっとシンプルでキッチンにあってカッコいいデザインの商品を売ってほしいものです。
ま、そんななかで比較的癖がなくシックなデザインの東芝「ER-KD10」。これにしますかね。庫内も30リットル、ケーキが焼けちゃう大きさですよ。いや、オレケーキなんて焼けませんけど(笑)。
ビックカメラの店頭表示価格は35,600円。
見ていると、割と店頭表示価格で買って行くひと多いんですね。
オレは値切るで!
「(スマートフォンで他店の価格を見せて)最低ラインに合わせられる?」
「うーん。聞いてみます!…31,800円、ポイント10%でいかがでしょう?」
「よし!買います。今日持って帰りたいんですけど」
「在庫お調べします…すみませんセンターにあるので配送になっちゃいますね」
…むう。仕方ないのでヨドバシカメラ行きますか。というわけで閉店ギリギリのヨドバシカメラに駆け込んで、お目当ての東芝「ER-KD10」、無事ゲットです。ヨドバシカメラでは価格交渉無しで最初から31,800円+ポイント10%でした。
そしてキッチンに設置して5日経過。
まだトースト機能すら使わず、もっぱら温め専用。完全な宝の持ち腐れですね。
はい、水曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。
以前からずっと行きたかった西麻布の「西麻布 豚組」、初訪問です。「究極のとんかつ」を謳う「西麻布 豚組」、看板に偽りなしか確認しないといけません。
「霞町の交差点を渋谷方面に越えて、最初の路地を右手に入りややしばらく歩くと古民家をリノベーションしたと思われる趣のある店舗が現われます。
♪Rikki, don't lose that number/You don't wanna call nobody else.
ちょっと古めのロックが流れる店内は落ち着いた雰囲気がいいですね。2階には掘りごたつ席なんかもあって、デートなんかにも使えますねここ。
まずはメニューのチェックを。
おおおっ。テンション上がるわー!
こんなに豚肉の種類を豊富に揃えているとんかつ屋さん、ほかに知りません。
「琉香豚(りゅうかとん)」、「梅山豚(めいしゃんとん)」、「つなんポーク」、「松坂ポーク」、そして「イベリコ豚」…。
イベリコ豚のロース、3cm厚はなんと5,800円。ウマそー!でもたっかーい!
「西麻布 豚組」初心者であるところのわれわれ、お値段手頃な「琉香豚『3cm超厚切り』ロースカツ」(2,500円)か、「琉香豚 De Luxe(2,500円)」の2種類で悩みます。
「De Luxe」は厚さが2cmになるかわりに、部位が脂身の多いリブロースになります。うむ。悩みますな。
「これ、リブロースを3cmで揚げてもらうことできますかね」
「ちょっと訊いてきますね。…できるそうです」
「値段は?」
「3,000円です」
うるさい客のために、わざわざ揚げる前の肉を持って来てくれました。くー!3cm。ボリュームあるぜ。
・琉香豚『3cm超厚切り』De Luxe(3,000円)
テーブルに運ばれた「琉香豚」、芯の部分はちょうど日の丸のように赤みが残るくらいのレア感。さ、いきますかね。
まずは塩でひと切れ。肉質はけっこうしっかりと詰まっていて、非常に癖のないさわやかな風味。しかしリブロースだけあって、脂の分量がけっこうヘビー。そして一部固い部位もあったり。
揚げ油は植物性のものを使っているそうですが、胡麻油の強さは少し好みが分かれるところかもしれません。衣は比較的軽めの食感で、ぼくの好きなザックリ系ではありませんが、香ばしさがありこれはこれで美味。
噂に違わぬハイレベルなとんかつ、高いだけのことはあるという印象。そしてキャベツやお茶(烏龍茶を淹れてくれます)などにも気を遣っている点は好感が持てますね。
次回は「普通の」ロースも楽しんでみたいと思います。
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・店名 西麻布 豚組
・住所 東京都港区西麻布2-24-9
・電話 03-5466-6775
・備考 特になし。
・オススメ ☆☆☆★★(3点:けっこうオススメ!)
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