恵比寿 ビストロ間(あいだ)(前編)

LifeTeria blog ブログ ビストロ間

いつの間にか、ひっそりと「WAVE」が全店閉店したそうです。

一部の店舗は居抜きでHMVに変わるそうですが、この夏で「WAVE」という看板は消えることになります。


「WAVE」といってもピンと来ない方も多いと思います。

「WAVE」はもともとセゾングループのレコード店で、1983年(ようやくCDがアメリカで発売になった年で、流通するオーディオソフトのほとんどがまだアナログレコードだった頃)に六本木WAVEを開店、店舗の規模、ラインナップのクオリティ、店内のディスプレイのセンスなど、それまでの日本になかったタイプのレコード店として、80年代〜90年代前半の音楽文化の集積地/発信地を担っていたお店です。


しかし1999年に六本木再開発のあおりで旗艦店たる六本木WAVEを閉店、その後は音楽マーケット自体の縮小、配信ビジネスの興隆により徐々に店舗数を縮小してきたという経緯がありました。

 

すでに店舗の規模、数ともに、大手のタワーレコードやHMVに比べるべくもなく、そのような意味からいうと市場にインパクトがあるニュースではありませんが、往時の輝きを知る世代にとっては、一抹の寂しさが残るニュースでした。

 

NO MUSIC,NO LIFE.(それはタワレコだ)、NO MEAT,NO LIFE.…はい、LifeTeriaブログの時間です。

 

恵比寿「ビストロ間(あいだ)」に行ってきました。

約束の時間である19時半に30分も遅刻して20時からのディナー開始です。

 

 ・アミューズ  フォアグラとメロンのプティキャンディ

 ・前菜     Aidaスペシャリテ 色彩り野菜のパフェスタイル

         アスパラガスをテーマに

 ・二つ目の前菜 タラバ蟹とゴールドラッシュのスープに浮かべた天使海老のムース

 

一品目の前菜はこのお店のスペシャリテ、パフェ仕立ての野菜の前菜。

温泉玉子、アスパラガスのソルベ、コンソメジュレなどを良く混ぜて、味のミクスチャーを楽しみます。

アスパラガスがテーマということですが、冷たいソルベにされたアスパラガスにそれほどアスパラガスらしい主張はありませんでした。しかし、夏にふさわしい、清涼感のあるすばらしい一品です。

 

二品目は「天使海老」を使った前菜。

「天使海老」というかわいらしい名前のこの海老、天国にいちばん近い島として知られるニューカレドニア付近で水揚げされる海老なんだそうで、それゆえ「天使海老」というネーミングなんだそうで。

スープはタラバ蟹と「ゴールドラッシュ」という品種のトウモロコシで作られたもの。タラバ蟹の甘味、トウモロコシの甘味、これに天使海老の甲殻類の旨味がマッチしてとても満足感のある料理でした。

 

メインは明日に続きます!


LifeTeria blog ブログ ビストロ間
LifeTeria blog ブログ ビストロ間